ソムリエエクセレンス、ワインエキスパートエクセレンス、一次試験の攻略方法

こんにちは!

WBSメンターでソムリエエクセレンスのなーなです。

ドイツ生活始まったばかりですが、街をあるけば目につくのはVEGAN(ヴィーガン)のマーク。

食品はもちろん、飲料、シャンプーや化粧品などにもそのマークをよく見かけます。

ヨーロッパではVEGANに対する認識がかなり強いみたいです。

 

さて、今日はエクセレンス試験において一番の難関かつ大切な一次試験についての攻略方法についてお話します。

 

励みにも参考にもなります。2022年度エクセレンス試験合格者の方々の合格体験日記もご覧ください!

合格体験記(2022)

エクセレンス一次試験対策、NG勉強方法

こういった勉強方法は辞めるべき勉強方法を4つ挙げさせていただきます。

一夜漬け

ソムリエ協会の教本を一夜漬け覚える。

これはよっぽど不可能ですし、お勧めしません。

また、一日に膨大な時間を勉強に費やして、無理なスケジューリングで勉強する。

これも見直した方が私はいいという考えです。

 

ワインの勉強

エクセレンス試験に挑戦する方であれば、どの方でもワインは幅広く深く勉強されていると思います。

ただ、その内容が試験に出るのか?

本番の試験で点が取れなければ意味がありません。

ここはエクセレンス試験で点が取れる、ワインの勉強に注力して勉強をするべきです。

 

言葉・用語だけを覚える

例題(過去問)を見てみましょう

  • アルザスにおいて、Sylvanerで造れるグランクリュを原語で回答してください。(2022)
  • ノンアルコールカクテル「シンデレラ」で使われているジュースをすべて記載してください。(2021)

上記の問題は教本に載ってますし、そのまま用語を関連付けて覚えていけば回答できる問題です。

 

さらに近年目立っているのは説明・簡単な論述問題です。

  • アメリカンオークがフレンチよりも安価な理由を説明してください。(2022)
  • 全房発酵のメリット、デメリットを説明してください。(2022)
  • スクリューキャップのメリットを簡潔に説明してください。(2021)

これは何となく頭で理解していたとしても実際に言葉にして説明できるか?となるともう一つ難しくなります。

用語を覚えるだけでも大変だとは思いますが、学習の際にはなぜ?どうしてなのか?をひとつ疑問を持って臨んでみてください。

 

完璧な正解を求める

まず、エクセレンス試験で全問正解、完璧な回答を取ろう。

という考えはぶった切ってください!

一番を取るための試験ではありません。

合格すればいいのです。

筆記試験の合格ラインは出題数80問中の半分と言われていますし、例年の傾向をみても半分がボーダーでしょう。

試験範囲も量も膨大です。

ひとつひとつ丁寧に覚えて先に進めなくなる、という学習方法よりは、

間違えてもいいから何回も繰り返し解いて記憶を定着させていく。

という勉強方法がオススメです。

 

 

オススメの学習方法

では、具体的にどうしたらいいのか?

日常のなかで勉強できる時間はどの方も限られています。

その時間を試験対策に有効活用できた方が合格に近づけます。

学習のスケジュール、ルーティンをつくる

これは、エクセレンス試験だけではなく

勉強を要するあらゆる資格に挑戦する際にも言えるセオリーといえるでしょう。

スケジューリングの方法は人それぞれですが、

朝1時間、昼休憩時、帰宅時から2時間、休日の日の〇時~〇時

などご自身の中で勉強するルーティンとスケジュールを無理のない程度で作ってください。

継続が力になる試験です。

例えば、15分だけ。などの少しの時間でもそれを1日に朝・昼・晩と3回ずつ取る。それを1週間つづけるだけでも5時間15分勉強したことになります。

私自信よく使っていた勉強方法ですが、短時間でできるだけ問題を解いて短期集中を1日に細切れにして繰り返すということを継続していました。

オススメの学習目安は1日にトータルで2時間。

これを継続できればかなり力になるでしょう。

 

スキマ時間を有効活用する

手前味噌になりますが、WBSの本領発揮です。

いつでもどこでもをコンセプトに造られていますので、スキマ時間を積み重ねて

繰り返しリンクの問題集などにトライしてください。

 

問題を解きまくる(特に過去問・予想問題)

過去問や予想問題を解くということは、試験対策に対する一番の近道です。

まず、出題の傾向が体感的に掴める。そして、過去問の視点や言い回しを変えて類似問題が出題されている傾向が多い。

この2点に尽きます。

 

そして、過去にもお伝えしましたが

記憶に一番定着するのは、何回も教本を読むことより

問題を解こうとしたり、思い出そうと脳を使ったときが覚えやすくなります。

 

アプリやアナログでもいいので、問題のフラッシュカードをつくり、それを何回も繰り返し解いて正答率をあげていきましょう!

 

まずは、一般呼称の4択問題でいいので繰り返し解いて現在地を確認してみてください。

オススメの問題集(WBS)

 

エクセレンス試験を受けるから、全問正解じゃないとだめだ。なんてことは1ミリもありません。

自分がどのくらい内容を覚えていて理解しているのか?

ゴールにいくまでには何をしなければならないのか?

それを把握するための「身体測定」的なものだとお考え下さい。

問題は何回でも解いていいです。点数が低くても気にしないでください!

私も正直、エクセレンスの勉強始めた頃は半分も正解できなかったですよ!(爆)

 

紙とペンで原語で書きまくる

エクセレンス一次試験において最重要です!

とにかく、エクセレンス試験は「原語で回答してください」とほぼ聞かれます。

原語でスペルアウトできるというのは必須です。

そして昨今増えている英語での出題。英文が完璧に分からなくても、言語で覚えておけば充分に対処できる問題ばかりです。

問題を解くときは、出来る限り、紙とペンなどでスペルアウトしながら取り組んでください!

 

試験攻略のテクニック

最後に効率よく勉強するための試験のテクニックをお伝えします。

 

教本の少ないページから覚える

教本がお手元にある方は是非手に取ってご覧ください。

例えば、

  • フランス→162P 出題数約8問
  • ルクセンブルク→4P 出題数1問

エクセレンス試験はあらゆる分野から満遍なく出題されます。

フランスから1点とるために20Pと4分の1を覚える。

かたや、ルクセンブルクは1点とるのに4P覚えればいいのです!

この労力の差!!

東欧諸国やワイン概論、日本酒の箇所など原語が難しく、ワインに関係ないと思いがちですが

これらの箇所はコスパ最高!!です。

まずはページ数の少ない箇所から確実に点を取れるようにしてください!

 

 

フォローアップセミナーを受講したら重点的に学習する

例年フォローアップセミナーからの出題は全問題の3分の1と言われています。

これはチャンスです。

必ず試験に出ますよ!という箇所をソムリエ協会が1日がかりのセミナーで開催してくれます。

これは一次試験だけではなく、

エキスパートエクセレンスの方ではテイスティングから論述のトピック、(二次試験)

ソムリエエクセレンスではペアリング(三次試験)でも出題されます。

一次試験は合格しているという方でもこのセミナーは受講必須です!

 

長くなりましたが、一次試験が一番難しい試験で最大の登竜門であることは変わりません。

そして、ここの対策に沢山の時間やパワーを費やすことになります。

 

最後に一番大切なのは

最後まで諦めない

自分は合格するんだ

この2つの心持ちを忘れないでください!

 

 




こんにちは!WBSメンターでソムリエエクセレンスのなーなと申します。

このブログでは、情報の少ないエクセレンス資格について、できる限りわかりやすく、丁寧に解説しています。

たまに私のプライベートもご紹介しています(笑)

2022年度ソムリエエクセレンスは全合格者のうち占有率16.6%がWBS生でした。もっと上目指しています。

一発合格を目指す方、2回目3回目のかたも、ぜひ一緒に勉強して合格を勝ち取りましょう!

WBSのエクセレンス対策講義はこちら→