こんにちは。
WBS、ソムリエエクセレンスのなーなです。
今日は私自身も受験時とても役に立ったエクセレンス試験を受験する際にとても役に立ったトピックについて取り上げます!
実技試験は何が出るのか?
- 赤ワインのデキャンタージュとサービス(3分以内で2名にサービス)
- ↑上記のワインをデキャンタージュをした理由とサービスしたワインについてのプレゼン(2分喋る)
- 4つの飲料の説明とそれぞれのペアリングに対する提案(3分喋る)
この3点です。
2019年~2022年の出題傾向を見る限り、シチュエーションは違えど
上記の出題内容ですので、この傾向は変わらないでしょう。
出題範囲
サービスについては
- 制限時間が3分しかないという点(これは本当に時間がない!!)
- 例年三次試験の受験者はおおよそ50名(つまり50回試験をセットしなくてはいけない設営側)
この2点から考えると、6名、8名などまとまった人数のゲストへサービスするという内容は考えにくいでしょう。
続いて「口頭試問」と言われるペアリングの提案のアイテムは
75%はフォローアップセミナーから出題されます。
サービスにペアリングの提案
この2つの出題内容を見ると、普段からレストランでサービスをしているソムリエにしか有利な内容じゃない
と感じる方もいるかもしれません。
そんなことはありません!
私もレストランでサービスするソムリエでしたが、別途練習しました。
試験の内容と普段のサービスは全く違います。
試験の内容向けに練習しなくてはいけません。
そして、私一緒に受験勉強をした友人はワインの販売の仕事をしており、普段はサービスをしないし、料理にも携わらない立場だったのですが
練習をして見事合格しました。
つまり仕事内容とは関係なく
練習すれば合格できる
試験内容です。
大切なマインドセット
ソムリエ試験の延長の資格がソムリエエクセレンスの資格。
結論から申し上げますと、それは違います!
これは、私自身も去2022年度のWBSエクセレンス講座の受講生の方々にもお伝えしておりますが
コンクールを意識してください
ということです。
ええええ!?
コンクール!?と戸惑われる方も多いと思います。
ソムリエ協会はエクセレンス試験をコンクール出場者のオーディションの一環として捉えているのです。
日本ソムリエ協会はソムリエ、ワインエキスパートといってワインの資格を持つ人の創出にはかなり尽力していますし、世界中でみても日本のその人口はトップクラスです。
しかし、1995年の田崎真也さんの世界大会優勝以来、世界大会で優勝できるほどのソムリエの排出には苦戦しています。
世界大会を目指すのがエクセレンスとしての登竜門
というわけではなく、、、
エクセレンス試験の内容がコンクール寄りになっているというわけです。
エクセレンス試験を作ることによって、量から質へのワイン資格保有者たちのクオリティを上げようとしているというのが
この試験の意図でしょう。
コンクールを意識しながら試験対策をする
というマインドに切り替えた方が合格への近道です。
教本のソムリエの職責とサービス実技の要綱にもある
「シェフソムリエに求められる能力」
ここに記述されている能力をより重視する傾向が強いと感じます。
参考資料
ソムリエ協会の森ソムリエの模範演技を反復確認するのもいいのですが、ここでは手順や使用する道具の確認にしてください。
むしろ試験対策としては、こちらをご覧になってイメトレを積んでください!
YouTube
2019年世界大会優勝者(Marc Almert)の演技 ※人物名と優勝者名は原語で書ける準備を!
出題内容はここから引用している場合が多いASI(International A.S.I. Sommelier Diploma)
合格への一歩は毎日の一歩の積み重ね!
頑張りましょう!